ローリングストック
とは?
ローリングストックとは?
日ごろから料理に使う缶詰や乾物などを多めにストックしておき、使った分は補充していくことで、常に一定の食料を家に備蓄する方法です。
注目されている理由
注目されている理由
防災専用に購入するのではなく、日ごろから使うものを多めに備えることで、無駄がありません。また、災害時に食べなれた味の食事ができることはストレスを軽減し安心感にもつながります。
ローリングストックの
始め方
必要な備蓄量
を知ろう
必要な備蓄量を知ろう
いざというときのために、家族の1週間分(最低でも3日分)の備えをしておくのがおすすめです。成人1人が1日に必要な量をもとに、備蓄量の目安を計算してみましょう。
収納を
見直そう
収納を見直そう
家族の7日分の食料などを保管するためには収納スペースも必要です。日ごろから使用するためにキッチンで取り出しやすい位置に置き、見やすく整理しておきましょう。
足りないものを
買いそろえよう
足りないものを
買いそろえよう
ストックの基本リストやおすすめ商品も参考にしながら足りない食品などを買い足しましょう。
ローリングストック基本のおすすめ商品
主食になるもの
お米・麺・シリアル
保存がきくもの
常温食材(缶詰・常温パウチなど)
サッと食べられるもの
レトルト・インスタント
とけこみビーフカレー中辛 170gx4袋 トップバリュベストプライス
食べ慣れたカレーは災害時にもあると安心!具沢山のカレーは食べ応えもあり、単調になりがちな食事でも食欲をそそります。
※写真はイメージです。
あると安心
ドリンク・おやつ
いつも使う必需品
日用品
日本製紙クレシア アクティ 温めても使えるからだふきタオル 超大判・個包装 20枚
普通のタオルを濡らすより節水に。レンジが使えない場合には個包装の口を切ってお湯を少したらせばホットタオルにできます。
定番 常備食
定番 防災グッズ
ローリングストックの
商品を選ぶコツ
アレンジしやすい食材を選ぶ
アレンジしやすい食材を選ぶ
災害時はさまざまな人に合わせた味付けが求められます。白がゆや白米など、シンプルでアレンジしやすい食品がおすすめです。
常温保存ができるものを選ぶ
常温保存ができるものを選ぶ
停電では冷蔵庫も使えなくなるため、牛乳ではなく豆乳など、常温保存できるものを選ぶようにしましょう。
簡易調理の方法を知っておこう
カセットボンベと水、鍋さえあれば、簡易調理は可能です。停電で冷蔵庫が使えなくても、簡易調理で傷みやすい食材から使い、缶詰、レトルトはあとから食べることもできます。とはいえ、水は貴重なため、ポリ袋を使った湯煎調理や洗い物を減らす工夫を知っておくといざというときに役立ちます。
減災ラボ鈴木 光さんが
実体験から学んだコツ
「停電時は冷蔵庫が使えないためまずは残っている食材を食べ、缶詰は後から使用しました。濃い味は喉がすぐに乾いてしまうので、白ご飯や白がゆなど、自分好みにできる基本食材をもう少し揃えておけばよかったと感じました。麺つゆは、味が決まるので重宝しました。常備しておくのをおすすめします」
監修者
一般社団法人減災ラボ
代表理事 鈴木光
一般社団法人減災ラボ
代表理事 鈴木光
楽しく学べることをモットーに、全国の小中学校、自治体、地域やマンションで、防災ワークショップを実践。災害時の被害を最小限にする“減災”に取り組む