小樽の老舗「若鶏時代なると」の商品が入荷
今回ご紹介するのは、グルメの宝庫・北海道の中でも独自の文化がある小樽で長きにわたって愛され続ける老舗「若鶏時代なると」の商品。すべて揚げ調理済みなので、おうちでいつでも気軽に楽しめますよ。
皮はパリッとお肉はジューシー「若鶏半身揚げ」

鶏の半身を丸ごと揚げた「若鶏時代なると」を代表する看板商品。100%国内産の鶏肉にこだわっています。皮はパリッと、お肉はジューシーでボリューム満点のおいしさ。あっさりとした塩味なので、最後まで飽きずに楽しめますよ。

袋のまま解凍後、中身を取り出しお皿にのせてレンジ加熱するのがおすすめ。最後にオーブントースターで皮をパリッと焼き上げると、さらにおいしく食べられますよ!
秘伝のタレが決め手!ボリューム感のある「ざんぎ」

骨なしで食べやすく、ボリュームたっぷりな大ぶりサイズ。若鶏時代なると特製秘伝のタレで味付けされていて、ヤミツキになるおいしさです。こちらも解凍・レンジ加熱後にオーブントースターで焼き上げると、皮はパリッとお肉はジューシーな仕上がりに。
若鶏時代なると本店を現地取材
小樽市内にある本店へ

「若鶏時代なると」の魅力を探るべく、編集部は現地へ。小樽駅から徒歩圏内の場所にある本店で、店長の西澤彰祐(にしざわあきお)さんにお話を伺いました。
ささみ・むね肉のおいしさが自慢

調理場では、4~6台のフライヤーが1日中フル稼働。油の温度は、半身揚げは高めの200℃、ザンギは180℃をキープしているそうです。
――次々と半身揚げがオーダーされていますね!揚げ方のポイントはありますか?
西澤さん「“外パリッ、中ジューシー”に仕上げるために、1つあたり10分前後でカラッと揚げていきます。揚げ上がりの直前に、一度切り込みを入れて中まで油を染み込ませるのがポイントなんですが、それは半身すべての部位をおいしく召し上がっていただくため。
脂身が少ないささみやむね肉にも油を染み込ませることで、よりジューシーに仕上げているんです。ももや手羽の部分はもちろんのこと、ささみや胸肉のおいしさがうちの自慢ですよ!」

――揚げ時間は一つひとつ若干違うと仰いましたが、揚げ上がりのタイミングはどうやって見極めていますか?
西澤さん「厚みのある半身なのである程度火を通さないといけませんが、揚げすぎるとせっかくの旨味が飛んでパサついてしまうんです。その間のギリギリのタイミングを判断して揚げていますね。」

実際に揚げている様子を見せていただきました。
西澤さん「揚げはじめて数分経つと、これらはボチボチ“そろそろだよー”と声がしてくるんです。切り込みを入れた所を見てみて、まだ赤ければもう一度戻して…そうやってまんべんなく揚がるよう調整し、鶏たちの声を聞きながら揚げていきますよ!」

「これはまだ少し中が赤いね」と一度戻したものを再度バットに上げてもらうと、たった数十秒でカラッと黄金色に輝くとってもおいしそうな姿に。この繊細な変化を“鶏たちの声”を聞きながら見極めているのですね。

――味付けへのこだわりはありますか?
西澤さん「余計なものは加えず、味付けは基本的に塩・こしょうだけ、というシンプルさが私たちのこだわりです。ただ、くわしいレシピは社長と工場長だけしか知らなくて。テレビや新聞の取材でも答えていない門外不出の秘伝の味なんです。」
――まさに秘伝の味ですね!
西澤さん「シンプルな味付けでただ豪快に揚げているように見えて、おいしく仕上げるために細かい部分まで計算されているんです。シンプルなものほど、作り手の腕の差が出るのかなと思っています。」
シンプルな味だからこそ、自由に味わって!

ーー最後に、店長さんだから知っている、半身揚げのおいしい食べ方を教えてください。
西澤さん「実はね、私たち社員の方が常連のお客さまに食べ方を教えてもらうことがあるんです。例えば、もも肉をそのままガブッと頬張って、ささみはほぐしてマヨネーズや一味唐辛子・醤油と和えてレタスに包んで。骨は水炊きにして裏ごしして、生姜と塩を加えてスープに。最後はその骨を砕いて家庭菜園の肥料にしている方もいるんですよ。」
――余すところなく自由に半身揚げを楽しむ常連さんもいらっしゃるのですね。
「そうですね!ほかにも、北海道の人は海でBBQを楽しむ習慣があるんですけど、炭火で半身揚げをパリパリに焼いて食べる人もいますよ。」
――素材や味付けがシンプルだからこそ、いろんな楽しみ方ができそうです。
「伝統の作り方は愚直に守りながら、70年以上の歴史の中で、時代やお客さまの変化に合わせて少しずつ味を変化させていっています。これからもたくさんの方に愛してもらい続けるために、アップデートし続けていきたいです!」
小樽から届く若鶏半身揚げの中には、お店の空気感や伝統、店長さんたちの熱い想いまで入っていそう。まずはシンプルに加熱して、2つ目からは自由にアレンジして味わってみたいですね。
おうちで味わったら、本店にも足を運んでみて

シンプルなおいしさの中に伝統と技術が詰まった「若鶏時代なると」の品々をご紹介しました。そんな若鶏時代なるとの本店がある小樽市内は、言わずと知れた観光地。お店から徒歩や自転車・車で移動できる距離に、ノスタルジックで美しいスポットがたくさんありますよ。おうちで半身揚げを味わった後は、ぜひ小樽の本店に足を運んでみてはいかがでしょうか。
※ご紹介した商品は、時期によって一部取り扱いしていない場合がございます。