これでバッチリ!枝豆の上手な茹で方
まずは、意外と知らない枝豆のおいしい茹で方をご紹介。上手に調理すれば素材の魅力をグッと引き出せること間違いなし。お買い物の前にチェックしてくださいね。
工程1 水洗いして塩もみする

ボウルに枝豆を入れて水洗いし、軽く水を切り、塩(小さじ1程度)をまぶして塩もみします(※塩の量は枝豆の量に対して4%が目安)。産毛を取り除くようこすりながら塩もみするのがポイントです。
塩もみできたら、そのまま茹でてもOKですが、できれば一度水洗いして産毛やゴミなどを洗い流しましょう。
工程2 お湯を沸かして塩を入れる

お鍋にたっぷりの水と塩を入れて沸騰させます。水1Lに対して、塩大さじ1の量が目安。
工程3 3~5分を目安に茹でる

鍋に枝豆を入れ、中火で3~5分を目安に茹でます。菜箸などで時々混ぜながら茹でるのがおすすめ。
※おすすめの茹で時間は品種や産地などによって異なる場合があります。くわしくは販売ページやパッケージなどをご覧ください。
工程4 ザルにあげて冷ます

茹で上がったらザルにあげて冷まします。風味を逃さないためには水洗いはNG。
食べやすい温度になったら出来上がりです。お好みで塩(少々)をまぶして、おいしく召し上がれ。
イチオシは「越後はちこく茶豆」
新潟・柏崎の“大粒”ブランド茶豆

「越後はちこく茶豆」は、新潟県柏崎市(JAえちご中越)のブランド枝豆です。特長は、茶豆ならではの豊かな香りと、濃厚な甘さ・旨味。大粒なので食べ応えがあり、嚙めば嚙むほどおいしさが口いっぱいに広がります。
【産地取材】おいしさと鮮度にこだわる作り手たち
はちこく茶豆の腕利き農家にインタビュー

そんな「越後はちこく茶豆」を手がけるのは、JAえちご中越のかしわざき枝豆生産部会の皆さん。約40名のメンバーのうち3名が全国えだまめ選手権での受賞経験を持つ、まさに匠の生産者集団です。
お話を伺ったのは、部会長の板垣 猛(いたがき たける)さん。今シーズンは18ha(東京ドーム3.8個分!)で枝豆を栽培しています。
鮮度と味にかける熱い想い

まずは、袋詰めまでの作業が行われる施設を見学。生産者さんが持ち込んだ枝豆は、洗浄・脱水・2度の選別を経て袋詰めされます。
板垣さん「私たちの部会では厳しい出荷基準を設けていて、機械でのあら選別・本選別のあと、最後は人の手で一つひとつしっかりと確認しているんです。自信を持って出せるものだけを厳選していますよ。」

「良いものだけを味わっていただくためには、作業中に“鮮度”を守ることも大切。この施設には冷蔵庫が複数あり、作業の合間に鮮度が落ちてしまわないよう、待機中は逐一冷蔵庫で冷やすことを徹底しています。」
午前中の荷受けは、早朝6時半~10時のみの時間厳守。涼しい早朝に収獲し、冷蔵庫で冷やしながら選別・袋詰めすることで、徹底して鮮度を守っているそうです。
収獲は、積み重ねた技術と集中力で

板垣さんの畑では、早ければ日付が変わる頃から収獲を始めることもあるのだとか!この日も薄暗いうちから作業が始まりました。

板垣さん「収獲中は、トラクターの操作に気を配り続けています。越後はちこく茶豆は、背が低くて根っこと豆の間がとても短いんです。機械の設定を誤ると、下の方の豆をとり逃したり、逆に土まで巻き込んでしまったり…土づくりや栽培と同じくらい、収獲にも技術が必要です。」

根っこと豆の間はわずか指数本分。天候によっても土の沈み込み具合がかわるので、経験と勘でトラクターの設定や操作を調整しているそうです。その作業を、長い時は5時間以上続けることも。積み重ねた技術はもちろん集中力も必要なのですね。
おいしさのカギを握るのは“厚み”

「私たちがこだわっているのは、茶豆がもっともおいしくなる“厚み”に仕上げること。部会では、8~10mmと決めた範囲の茶豆だけを厳選して出荷しています。豆が小さすぎても味が物足りない、大きく育ちすぎても味が落ちてしまう。その狭間のベストタイミングを狙い撃ちして収獲していますね。」

とれたての茶豆は、産毛がピンとして目が覚めるようなフレッシュさ。豆と豆の間がしっかりくびれている豆がよりおいしいのだそうです。
“主役級”の濃厚なおいしさに驚いて!

板垣さん「枝豆は、品種はもちろんつくり方次第で味が大きく変化するので、極めるほどに新しい学びがある奥深い仕事。寝ても覚めても枝豆のことばかり考えています!
私たちの越後はちこく茶豆を食べれば、まさに『こんな枝豆あるんだ』と主役級の濃厚な味に驚いてもらえるはず。自信を持って育てているので、ぜひ手に取ってほしいです。」
越後はちこく茶豆ならではの濃厚な味わいや深い香りを楽しむには、シンプルな塩茹でで味わうのが一番。アヒージョにするのもおすすめです。板垣さんたちが鮮度と豆の厚みにとことんこだわった珠玉の逸品をぜひご賞味あれ。
他にも色々!グリーンビーンズのおすすめ枝豆
グリーンビーンズでは、ほかにも時期ごとにさまざまな枝豆が登場。その中から今のおすすめ枝豆をピックアップしてご紹介します。
枝付きでお届け「千葉・イオン農場の枝豆」

千葉県産の「ゆかた娘」。枝豆本来の風味をそのまま味わっていただけるよう、枝付きの状態でお届けします。独特の香りと甘さをお楽しみください。
豊洲市場おすすめ枝豆セット

豊洲市場のおすすめ枝豆セット。山形の「だだちゃ豆」や群馬の「天狗印枝豆」などから2種類の枝豆が届きます。どの品種が届くかはお楽しみ!今が旬のおいしさを食べ比べてみませんか?
※7/31(木)お届け開始の商品です。
夏の晩酌や食事の“主役”にどうぞ
いかがでしたか?グリーンビーンズならではのバラエティー豊富な品揃えから、好みの枝豆をチョイスしたり、あれこれ食べ比べしたり、今だけのおいしさを思う存分ご満喫ください。
※ご紹介した商品は、時期によって一部取り扱いしていない場合がございます。