イチオシ!飯岡タカミメロン
グリーンビーンズのイチオシは、千葉県産「飯岡タカミメロン」。さわやかな甘さとジューシーな果肉が特長。比較的お手頃な価格なので、休日のデザートや頑張った日のプチご褒美にぴったりですよ。

グリーンビーンズで買えるのは2種類。ライトグリーンの「タカミメロン(アオニク)」は、高貴な甘さとしっかりとした果肉が特長で、後味までスッキリさわやか。

濃厚なオレンジ色が美しい「タカミレッド」は、よりまったりとした甘さ。カットした瞬間から幸せな気分に浸れそうですね。
【産地取材】味にこだわる、腕利きのメロン生産者たち

そんな飯岡タカミメロンの魅力をもっと深掘りすべく、グリーンビーンズ編集部は千葉県旭市の産地へ。九十九里の最東端、太平洋のすぐそばにメロンのハウスや畑が広がっています。

飯岡タカミメロンを手がけるのは、JAちばみどり飯岡メロン部会の皆さん。72軒の生産者を代表して、会長の加瀨秀樹(かせひでき)さんにお話を伺いました。
手間暇を惜しまず、我が子を育てるように

――ずらりとメロンが実っていますね!日々どんな想いで栽培されていますか?
加瀨さん「1月から約半年間、メロンたちの表情を見て、暑くないかな、水がほしいかな…といつも気にかけていますね。ストレスなく快適に育ってくれるよう、人間ができる最大限のお手伝いをしています。」

――愛情と手間暇をかけて育てられているんですね。
加瀨さん「そうですね。そうやって大切に育ててきたメロンの品質を決めるのは“収穫タイミング”。置いておくほど甘くなる訳ではなく、適期を逃すと今度は傷んでしまう…だから人の目で一つひとつ見て、ここぞという時に収獲することを長年徹底しています!」

糖度検査のほか、ヘタ周りに表れる線(裏層)も収獲の目印にしているそう。「ここだよ」と教えてもらいましたが素人目にはほとんど分からず…だからこそ、プロが見極めてくれる安心感があります。

加瀨さん「私たちにとっては何千、何万個だけど、お客さまにとっては楽しみにしていた“たった一つ”。その期待に応えたい、喜んでほしいという気持ちが大きいですね。メロンを食べて笑顔になってもらえたらうれしいな!」
飯岡地区は、今ではおなじみのタカミメロンを日本で初めて栽培した産地。そこから親から子へ、子から孫へ、30年以上つくり繋いできました。
歴史ある産地として紡いできた技術と想いが、おいしいメロンづくりを支えているのですね。
おいしさのカギは○○の番人?
メロンは「追熟」で甘く、おいしくなる

ところで、メロンは収穫後に「追熟」させて食べごろになることを知っていますか?買った後に「切ったらまだ硬かった」「熟しすぎてしまった」という方もいるのでは。とろけるような食感と甘さで食べるには、食べごろまで追熟させることが大切なんです。
グリーンビーンズの飯岡タカミメロンは“おいしさのピーク”で届くことを追求。届いた後に追熟具合を気にしなくても、届いたその日からおいしく味わえますよ!
食べごろで届く!そのキーマンは市場に

メロンのおいしさを決める追熟のカギは、産地の次にメロンたちが向かう「市場」にありました!
お話を伺ったのは、千葉市の卸売市場でメロンを取り扱う(株)丸惣の林和博さん。彼こそが、メロンを食べごろに仕上げて送り出す「追熟の番人」です。
繊細な変化を、五感で見極める

――メロンの追熟は難しいですよね。どうやって見極めているんですか?
林さん「メロンはおしりを触って確かめることが多いと思うけど、タカミは皮が硬めだから分かりづらくて、切るまでは匂いも少ない。だからヘタ周りの線と、触った感触で判断しています。」
――「感触」ですか!追熟が進むと何かが変わるのでしょうか?
「うーん、大きく変化するわけじゃないんだけど…言葉では言い表せない感覚。30年以上見ているからね。」
生産者さん同様、とっても繊細な変化を見極めているのですね。熟練の目で追熟具合を調整してくれる安心感はとても大きいです。
農家たちの想いを最高のかたちで

――林さんだから知っている、飯岡タカミメロンの魅力を教えてください。
「何より信頼感。飯岡のメロンは糖度が15度以上。検査員による厳しいチェックをクリアしたものだけが出荷されるからね。
また、たくさんあるメロンの中でもタカミは食べごろの期間が長め。収獲から5日後くらいで追熟がすすみ、10日ほどかけてゆっくりやわらかくなっていくんです。食べごろのスタート地点でお届けするので、ぜひ好みの熟度で味わってくださいね!」
華やかな甘さを気軽に召し上がれ
飯岡タカミメロンを食べごろで味わえるヒミツは、生産者たちの繊細な技術と熱意、そして追熟具合を見極める職人技でした。
さわやかな甘さとジューシーな果肉を、ガブリと頬張ってみませんか?
※ご紹介した商品は、時期によって一部取り扱いしていない場合がございます。
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