「鮮度+」に新じゃがいもが仲間入り
南の島からいち早く届く春の味も、1週間鮮度保証

昨シーズン大好評だった鹿児島・沖永良部島産の新じゃがいも、今年は1週間鮮度保証「鮮度+(せんどぷらす)」に!今だけの旬のおいしさだって、お届けから1週間、鮮度とおいしさをお約束します。
水分たっぷり、皮ごといける

沖永良部島の新じゃがいもの魅力は、水分たっぷりのみずみずしい食感。皮も薄くて皮ごと食べられるほどです。普通のじゃがいもと比べて足が早い新じゃがいもは紙袋でお届け。冷蔵庫で保管するのがおすすめです。
料理や使い方でチョイスして
ホクホクとして煮物に合うじゃがいもに比べて、新じゃがいもはゴロッと粗つぶししたポテサラや、塩茹で、素揚げなどがおすすめ。ストック野菜には普通のじゃがいも、旬をそのまま味わいたい時は新じゃがいもと、シーンや好みに合わせて食べ分けてみてくださいね。
日本一早い新じゃがいも産地へ行ってみた!
鹿児島・沖永良部島へ出発

グリーンビーンズでは新じゃがいもを“日本一早く”旬を迎える産地からお届けします!
どんな人がどんな場所で作っているのか…編集部が現地取材に向かった先は、なんと鹿児島県の離島・沖永良部島です。

沖永良部島は鹿児島県の南端にあり、年間の平均気温22℃という亜熱帯気候の小さな島。晴れた日には与論島や沖縄本島まで見渡せます。

羽田から鹿児島空港へ飛び、さらに小さなプロペラ機に乗り換え沖永良部島へ。降り立った瞬間、南国ならではのカラッとした空気に包まれました。
「おきのえらぶマルタ」さんを徹底取材

編集部はさっそく新じゃがいも産地へ。お話を伺ったのは、3軒の農家で新じゃがいも(馬鈴薯)を作っている「おきのえらぶマルタ」の皆さんです。
新じゃがいもならではの美しいツヤ肌

――新じゃがいもってとってもキレイなんですね!肌がキラキラ輝いています。
皆村さん「この美しい肌を守るために、掘取機(ディガー)で土から掘りおこしたら数時間置いて少し乾かしてから収穫するようにしています。機械ではなく手作業ですよ!」

最盛期には数十人の作業員を雇い、総動員で作業に励んでいるそう。想像を超える規模感と、それを一つひとつ大切に収獲する様子にとても驚きました。
やさしい甘みのヒミツは赤土と〇〇

――甘さと旨味がたまりません!どうしてこんなにおいしいんですか?
皆村さん「こだわりはたくさんありますが、温暖な気候と海のミネラル、そして土壌が大きなポイント。実は、この赤土の下にはサンゴがたくさん埋まっているんです!赤土とサンゴのミネラルたっぷりの土壌は、沖永良部ならではなんじゃないかな。」

実際に、取材中サンゴの欠片を何度も発見!(この畑は区画整備の際、赤土の下にサンゴが敷き詰められたそうです。)
さらに民家や畑の石垣も多くがサンゴだったのですが…そのワケは沖永良部島が“サンゴ礁が隆起してできた島”だから。
次々食べたくなる旨味とやさしい甘さにサンゴが関係しているなんて、驚きの連続です。
栽培から販売まで自分たちの力で

――新じゃがいも作りで大変なことはありますか?
皆村さん「平坦なこの島では強風が吹くことが多くてね。風を防ぐため全部の畑に防風ネットをしているんです。
その年の出来栄えが経営に直結するから、土作りや作業の効率化など、他にもやるべきことはたくさん!全部が100点の年はないけど、一つひとつ新しいやり方に挑戦する日々だよね。」
伊集院さん「たしかに、新しい知識や情報はすぐに教え合っているよね。例えば、農薬や肥料の散布状況など帳面で管理していた畑の状況は、全部データ化してタブレットなどで見られるようにしましたよ!」
皆さんで新しい手法を柔軟に取り入れながら、おいしい新じゃがいも作りを追求しているんですね。何より、お三方の仲の良さがとても印象的です。

大山さんには、去年導入した選果機も見せてもらいました。今まで10人必要だった作業が6人でできるようになり、選果スピードも格段に上がったそう。

できる作業は効率化しつつ、大切な最初の目利きは人の手で。一つひとつそっと触っている作業員さんの手つきからも、新じゃがいもを大切に想う気持ちが伺えます。
おすすめの食べ方は?

――最後におすすめの食べ方を教えていただけますか?
皆村さん「細切りをカリッと焼き上げるガレットや、もちっと食感のいももち、みそ汁に入れるならシャキッと食感が残る火の通り加減がいいですね。あと、最近食べたコロッケもおいしかったなー!もちろん、ゴロッと形を残したポテサラは間違いないおいしさです。」
伊集院さん「粗つぶしでもしっかりつぶしても、ポテサラはおいしいよね!」
島の農家たちも毎日のように新じゃがいもを楽しんでいるそう。作り手も虜になるおいしさ、ぜひ味わってみてください。
シンプルにふかし芋にするときは、電子レンジよりも塩茹でがおすすめだそうですよ。
南国サンゴ育ちの新じゃがいもを召し上がれ

日本一早い新じゃがいもの産地・沖永良部島は、南国ムードと農業への熱意に満ちていました!
明るくて仕事熱心なおきのえらぶマルタの皆さんが作った新じゃがいも。収穫後は、船で鹿児島へ、さらに電車の旅を経てグリーンビーンズの倉庫へやってきます。南の島から一足早く届く春の知らせを、1週間鮮度保証「鮮度+」で味わいませんか?